EmuMMC と SysMMC の違い — なぜ EmuMMC は BAN されるのか

2026 年 05 月 · 読了 5 分

Switch のカスタムファームウェア (CFW) の話で必ず出てくる EmuMMCSysMMC。多くの人は「EmuMMC の方が安全」と思っていますが、Switch loader を使う場合は です。理由を説明します。

結論を先に
secretchat.tel の Switch loader を使うときは 必ず SysMMC (純正) で起動してください。EmuMMC で使うと高確率で BAN されます。理由は下で詳述。

SysMMC とは

SysMMC = Switch 本体に最初から入っている純正のシステム領域 です。あなたが普通に Switch を使うときの環境がこれ。NAND チップ (eMMC) のメインパーティションに格納されています。

EmuMMC とは

EmuMMC = SD カード上に作る、SysMMC のクローンです。もう一つの仮想的な「OS パーティション」を SD に置いて、そっちで起動できるようにしたもの。

本来の用途は「CFW で何か壊しても本体側 (SysMMC) は無事」という安全策。Switch を改造するハッカーが 普段使い (オンライン用) は SysMMC、CFW 実験は EmuMMC と分ける運用が一般的でした。

違いの比較

SysMMCEmuMMC
場所本体 NANDSD カード
純正の状態○ そのまま× ハッキング痕跡あり
起動速度速い遅い (SD 経由)
Nintendo 検出リスク※ 後述※ 後述
Switch loader (このサイト)推奨× BAN

なぜ EmuMMC で Switch loader を使うと BAN されるのか

1. EmuMMC の存在自体が検出される

Nintendo のサーバ (NPNS / 認証 API) は、起動時に Switch から送られるテレメトリの中に 「EmuMMC 由来の固有マーカー」が含まれているかを監視しています。これは:

これらが 1 つでも含まれていると 赤信号として記録されます。

2. オンライン通信で確実に露見する

Switch loader 経由でオンラインゲーム (Apex 等) をプレイすると、必ず Nintendo のオンラインサービス経由で通信が走ります。EmuMMC の痕跡があると、その時点で:

3. SysMMC ならなぜ安全なのか

secretchat.tel の loader は Atmosphère + SysMMC で動作する設計になっています。Atmosphère 自体は必要ですが、EmuMMC は使わないのがポイント。SysMMC で Atmosphère を起動する場合、Nintendo のテレメトリには:

つまり「ホームブリューを起動しただけ」レベルの足跡しか残らず、BAN リスクは EmuMMC 利用と比べて桁違いに低い。

ただし完全に 0 ではない
SysMMC でも、DNS / VPN / Proxy を介したり、頻繁にチートを使いすぎると検出される可能性はあります。secretchat.tel の loader は検出回避ロジックを内蔵していますが、自己責任で使ってください。

正しい使い方

  1. Switch を 純正状態 (SysMMC) のまま使う
  2. Atmosphere / Hekate / EmuMMC はインストールしない
  3. SD カードに hbmenu.nroLicense.txt だけ置く (詳細は セットアップガイド)
  4. Album → Apex で起動
  5. DNS / VPN / Proxy を使わない

すでに EmuMMC を入れてしまった場合

SD カードを一度初期化して、SysMMC でブートし直してください。EmuMMC のパーティションを削除すれば痕跡は薄くなりますが、過去のオンライン通信履歴は Nintendo 側に残ります。心配なら 1〜2 週間オンラインを切ってクールダウンしてから secretchat.tel の loader を試すのが安全。

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