Moonlight-NX
読了 約 6 分 ・ 第三者プロジェクトの紹介
Moonlight-NX は、PC で動いている NVIDIA GameStream または Sunshine ホストから映像と音声を受信して、Switch 上で PC ゲームをプレイ可能にする homebrew クライアントです。LAN なら 1080p60 / 30Mbps が現実的、WAN でも回線が良ければプレイ可能。
必要なもの
- GameStream ホスト機:
- NVIDIA GeForce GTX 600 系以降の GPU + GeForce Experience (旧 GameStream)、または
- 任意の PC + Sunshine (公式 GameStream の OSS 後継、AMD/Intel GPU でも動作)
- 同一 LAN もしくは安定した WAN (5GHz Wi-Fi または有線推奨)
- Switch (homebrew 起動可能な状態)
2026 年現在のおすすめ: NVIDIA は 2023 年に純正 GameStream を deprecate しました。Sunshine + Moonlight-NX の組み合わせがメンテされ続ける確実な選択肢です。
セットアップ (Sunshine 側)
- PC に Sunshine をインストール → サービス起動。
- ブラウザで
https://localhost:47990 を開いて Web UI へ。
- 初回設定 (admin パスワード)。
- Applications タブでストリーミングしたいゲームを登録 (またはデスクトップ全体)。
セットアップ (Switch 側)
- GitHub から
moonlight-nx.nro をダウンロード → /switch/moonlight-nx/ に配置。
- hbmenu から起動。
- 同 LAN 上のホストが自動検出される (検出されなければ IP 手入力)。
- Switch 画面に PIN が表示される → Sunshine の Web UI で同じ PIN を入力 → ペアリング完了。
- 登録済みアプリ一覧から起動。
パフォーマンス目安
| 解像度 | FPS | ビットレート | 備考 |
| 1280x720 | 60 | 10-15 Mbps | ハンドヘルド最適、Wi-Fi で安定 |
| 1280x720 | 120 | 20-30 Mbps | 新型 Switch の 120Hz 表示は無いので意味薄 |
| 1920x1080 | 60 | 20-40 Mbps | Dock/TV モード、有線 LAN 推奨 |
レイテンシを下げるコツ
- 5GHz Wi-Fi 必須。2.4GHz では干渉でフレーム落ちする。
- HEVC ではなく H.264 を選ぶと Switch 側のデコード負荷が軽い (ただし帯域は HEVC の 1.5 倍)。
- ホスト側の解像度 = Switch の表示解像度に合わせる (1280x720 推奨)。
- Sunshine の "Frame rate limit" をホストモニタの整数倍に。
- FPS シューターは諦めて、ターン制 / アクションアドベンチャーが向き。
遅延の物理限界: WAN だとどんなに最適化しても 50ms 前後の最低遅延が発生します。Apex Legends のような反射ゲーは LAN ですら 1〜2 フレーム遅れるので、競技用途には向きません。
secretchat.tel の loader との関係
Moonlight-NX も当 loader も 共に Atmosphère 上で動く homebrew NRO。同じ SD に置けて、用途も別 (PC ストリーミング vs Switch ネイティブ Apex) なので併用可。
関連リンク